HK-600GTのメカを検討中

これまで飛ばしたことのある最大の機体は、HIROBO シャトル ZXXの30クラスだった。HK-600GTはエンジン機でいう50クラスなので、初体験となる。

HK-600GT 3D Electric Helicopter Kit w/o blades

全長:1200mm
全高:405mm
メインローター長:600mm
メインローター直径:1350mm
機体重量(キットのみ):1470g
推定飛行重量:3300g

長いローターを高速回転させながら、3kg超の重量物が飛ぶわけだから、あまりにも信頼性のないメカは使いたくない(とかいいながら、HK-500CMTでは安物サーボ使ってるけど)。受信機とサイクリックサーボは、シャトル ZXXから移設すれば、この点はクリア。その間シャトル ZXXは飛べなくなるが、エンジン機ゆえに騒音が気になり、今はほとんど飛ばす機会がないので問題なし。

送信機:JR X-3810
受信機:JR NER-649S
サイクリックサーボ:JR NES-511
受信機電源その1:Ni-cd 4.8V 600mAhパック

受信機電源その2:
HobbyKing HKU5 5V/5A UBEC

ZIPPY Flightmax 700mAh 6.6V 5C LiFePo4

相変わらず使っているJR X-3810だけど、CCPMへの変換は、またまた自作PICマイコンで対応。サーボもいまさらNES-511(3.5kg・cm、0.26s/60°、4.8V)で、かなり遅い&トルクがないけど、3kg超のシャトルが問題なく飛んでいたので、とりあえず使えるだろう。ジャイロとテールサーボも元シャトル用を使う。

ジャイロ:FUTABA GY401

テールサーボFUTABA S9253


さて、ここからが新規調達品。電動機で高額となるのは、やはりバッテリー。HK-600GTを12セル仕様とすれば、HK-500CMTとバッテリーを共用できる。手持ちの6セルリポは、2800mAh30Cが3本あるので、同じものを1本を追加注文しておいた。これで、2フライト分確保。

バッテリー:ZIPPY Flightmax 2800mAh 6S1P 30C


ブラシレスモーターとESCも、HobbyKingで注文中。12セル仕様なので、ESCはHV対応、モーターもできるだけ低KV値で、出力2~3kwで探してみた。ところが、お安いものでは、ちょうどいいKV値のモーターがなく、結局下記の組み合わせでいくことに。

ブラシレスモーター: Turnigy T600 Brushless Outrunner for 600 Heli (880kv)

ESC:TURNIGY K-Force 70A-HV OPTO Brushless ESC

この組み合わせだと、メインローター回転数は計算上では、44.4(V)×880(KV)×13(T)÷170(T)=2987(rpm)という、とんでもない値なのだが、このモーターのKV値は実際はもう少し低いらしい(90%程度?)こと、効率は良くて90%程度と仮定すれば、2987×0.9×0.9=2419(rpm)という、少しはまともな値となる。ただ、これでも少し高すぎるので、実際はスロットルを10%程度絞って、安全な電流値での運用となると思う。ただしこのモーター、スペック表には4~8セル(14.8~29.6V)とあるので、使用は自己責任で。

メインローターは高額だけど、これしか在庫が無かった。遅いサーボレスポンスを、ブレード性能でカバー、Thickness: 7.6mmということなので、高回転に対応可、とかだといいのだけど。

メインローター:TIG 600mm Carbon Fiber Z-Weave

こうやって、いろいろ考えている時間が一番楽しいのかもね。

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