家庭菜園の水やりをどうするか。
我が家では、少ないながらも家庭菜園をしているが、盆休みには帰省してしまい、水やりができない。 そこで、自動で水やりする仕組みを考えてみた。ちょっとネットで調べてみると、毛細管現象で少しずつ水を吸い上げるタイプや、水栓から直接水を引くタイプなど、何種類かあるが、価格が高かったり、機能に不安があったりと、どれも一長一短で、いまいちコレ、といったものが無い。 と思ったら、とあるブログでいいアイデアがあり、自分が思い描いていたシステムとよく似ていて、ピンときたので、実際に作ってみた。 構想の概要は、風呂水の給水ポンプ使い、予め溜めてある水をプランターに給水する。給水ポンプの電源は、AC100Vなので、ここに市販(手持ち)の電源タイマーをセットして、不在時でも自動で給水ポンプを駆動/停止できるようにする。 早速ホームセンターに出向き、給水ポンプを仕入れる。4mホース付きの給水ポンプが1,480円。これに決定。黒い 電源タイマーは手持ち品。 早速、ホースをプランターに配置してみる。戻り配管で水を循環させれば、水を無駄なく利用できると思い、Uの字配管とした。 ポンプと貯水用バケツを準備し、設置完了。 ホースに適当にキリで穴を開け、給水試験してみる。 一応目的どおり動作したが、貯水バケツの高さがホースの穴より高いと、ポンプが停止してもどんどん給水してしまう。貯水バケツの位置を下げることで対処できるので、これはまぁOK。 しかし、ホースの高さによって水圧が異なり、狙った水量を得るためには、穴の数や太さなど色々と調整が必要なこともあり、 レイアウトの自由度が低く、なんとなく納得がいかない。 そこで、塩ビ管と汎用ホースを準備して、システムレイアウトを変更してみる。 まず穴のサイズについて。塩ビ管にドリルで1.5mmで穴を空けることで、穴の大きさは統一できた。 次に、戻り配管をやめ、直線とし、先に栓をすることで、管内圧を一定にする。 こうすることで、 ①貯水バケツの水位はホース穴より低くすること ②配管は同一高さにすること の2点さえ守れば、単位時間当たりの水量の変化は無いので、取り扱いが容易になった。