SANWAのワットモニターでPCの消費電力を測ってみる

GTX260でSLI構築しているPCでは、以前から電力不足が心配だったり、省電力PCを導入したりと、消費電力が気になっている今日この頃。

そこで、SANWAのワットモニター(TAP-TST8)を使い、手持ちのPCをいくつか測ってみた。


ワットモニターの使い方は、コンセントとPCの間に、テーブルタップのように挟むだけ。とても簡単。
機能は、消費電力(W)、積算電力量(kWH)、積算時間(H)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類の測定ができる。

【メインPC CM690機】


CPU:Intel Core2Duo E8400 BOX(Wolfdale:E0)
MB:XFX MB-N780-ISH9
VGA1:ZOTAC GTX260
VGA2:ZOTAC GTX260
Mem:UMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800 (DDR2 PC2-6400 2GB 2枚組)
HDD1:WDC WD6400AAKS-22A7B0 ATA Device
HDD2:WDC WD6400AAKS-22A7B0 ATA Device
HDD3:HITACHI IC32L120AVV207-0 ATA Device
HDD4:HITACHI IC32L120AVV207-0 ATA Device
DVD:DVSM-U22FBS BK
PS:ENERMAX MODU82+ EMD525AWT
OS:WindowsVista 32bit


Idle:186W
Peak:446W (3D MarkVantage)

予想をいい意味で裏切り、電源MAX(500W Over)までは行かないことが判明。まぁ、余裕は余りないけど、とりあえず安心できた。それにしても、Idleはやはり高い。

【サブPC ITX-100機】



CPU:Intel Celeron E3400
MB:ZOTAC G43ITX-A-E
MEM:UMAX Castor LoDDR2-2GB-800-R1 (DDR2 PC2-6400 2GB)*2
HDD1:TOSHIBA MK2555GSX (250G 9.5mm)
HDD2:WesternDigital WD5000BEVT (500G 9.5mm)
CASE:A-ITX-100P080
PS:PCケース付属ACアダプタ80W
OS:WindowsVista 32bit


Idle:35W
Peak:77W (Prime95)


ACアダプタ出力が80Wなので、Peakは相当ぎりぎり。電源がいきなり落ちたりしたことはなく、とても安定しているが、電源部にはかなり負担がかかっているかもしれない。

【サーバーPC NSK1380機】


Mom(CPU):D945GCLF2(Intel Atom330)
Mem:DDR2 PC2-5300 1GB
HDD1:WD3200BEVT (2.5" 320GB)
HDD2:WD20EARS-00MVWB0(3.5" 2TB)
PS:NSK1380付属350W電源
OS:WindowsXP 32bit

Idle:37W
Peak:53W (Prime95)

これは、電源に対して、負荷が軽すぎなくらい。Atomのデュアルコアは、やはり省電力には違いないが、Idleでもう少しさがれば、とも思う。まぁ、2.5"HDD 1台3.5"HDD 1台の2台構成なので、まぁ、妥当なところか。

【ノートPC AS1410機】



CPU:Intel Celeron SU2300(1.2GHz Dual-Core)
MEM:CFD  200pin PC2-6400(DDR2-800)*2
SSD:Intel X25-M Mainstream SATA SSD SSDSA2MH120G2K5(120GB)
OS:Windows7 64bit


Idle:9W
Peak:29W (Prime95)

ノートPCだけあって、これまでのデスクトップPCとは一線を引くレベルの消費電力の少なさ。さすが。

その他、ワットモニターで無線LANルーターや、Hub、サーバーPCなど、常時電源を入れているPC関係の元コンセント部で測定すると、約76Wだった。また、この積算電力料金機能で、1ヶ月のPC関係の電気代を測定すると、ざっくり1,000円くらいになりそうだ。

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